日本は、いつからこんな国になってしまったのか? 老人たちを待ち受けるディストピア…… そこは、法律の拡大解釈や恣意的運用がまかり通る無法地帯だ!
成年後見制度が低迷する中、平成28年には、成年後見制度利用促進法が成立した。しかしこれによって、市町村が暴走しだし、証拠も示されない安易な虐待認定によって、本人や家族の意思を無視した後見申立が横行している。さらに、本来やるべきではない申立を強行するため、「連れ去り」、「家族と面会させない」、「居場所も教えない」といった、信じられないような事件が全国で多発している。
日本の後見制度は、国連からも問題視されており、2022年には、本人の意思が尊重されない差別的制度として勧告を受けている。それにより、現在民法の改正作業が進められているが、それが形だけのものに終わるか、あるいは、このような問題を含めた抜本的改正を目指すのか、今まさにその正念場にあると言える。
「カバチタレ!」「極悪ガンボ」の東風孝広の渾身の作画によって、この制度の闇に潜む、恐ろしい事実を暴き出す。
後見制度と家族の会
代表:石井靖子
URL:https://kokenkaizen.com
前野 理智
行政書士、作家・ライター。上智大学卒。
東風孝広
広島県出身、「ナニワ金融道」青木雄二のアシスタントを経て、1998年ちばてつや賞入賞、1999年「カバチタレ!」でデビュー。代表作「カバチタレ!」シリーズ、「極悪がんぼ」シリーズ。「カバチタレ!」、「特上カバチ!!」、「極悪がんぼ」はテレビドラマ化されている。